序文
『遺伝子図鑑』へようこそ
【第1章】
生物—その多様性
1−1人間の多様性
1−2霊長類の多様性
1−3哺乳類の多様性
1−4脊椎動物の多様性
1−5昆虫の多様性
1−6無脊椎動物の多様性
1−7植物の多様性
1−8菌類の多様性
1−9真核線物の多様性
1−10原核生物の多様性
1−11ウイルスの多様性
【第2章】
生物のからだのしくみ
2−1人間を構成する器官(1)—情報(脳神経系)
2−2人間を構成する器官(2)—代謝(消化器系、循環器系)
2−3人間を構成する器官(3)—運動(骨格器系、筋肉系)
2−4動物体を構成する細胞組織
2−5植物体を構成する細胞組織
2−6動物の生殖細胞と体細胞
2−7植物の生殖
2−8単細胞生物(真核生物)の構成
2−9幹細胞の特徴
【第3章】
細胞—生物の構成単位
3−1細胞(1)—構造
3−2細胞(2)—細胞周期(減数分裂を含む)
3−3受精
3−4細胞核
3−5染色体
3−6リボソーム
3−7小胞体とゴルジ体
3−8ミトコンドリア
3−9葉緑体
3−10生体膜
3−11原核生物の細胞
【第4章】
DNAとゲノム
4−1DNAとRNAを構成する分子
4−2DNAの二重らせん
4−3tRNA
4−4遺伝暗号
4−5mRNA
4−6小分子RNA
4−7特殊なRNA(Xist含む)
4−8DNAの複製
4−9DNAの修復と組換え
4−10繰り返し配列
4−11動く遺伝子
4−12偽遺伝子
4−13真核生物のゲノム
4−14原核生物のゲノム
【第5章】
遺伝子とタンパク質
5−1遺伝子とは(1)—歴史的な変遷
5−2遺伝子とは(2)—現代の定義
5−3遺伝子の多様性(遺伝子族)
5−4遺伝子の機能の分類
5−5転写
5−6スプライシング
5−7翻訳
5−8タンパク質とは
5−9タンパク質の多様性
【第6章】
遺伝子と表現型
6−1表現型とは(1)—古典的な見方
6−2表現型とは(2)—多因子遺伝など
6−3動物の発生を制御する遺伝子
6−4植物の発生を制御する遺伝子
6−5動物の行動にかかわる遺伝子
6−6動物の脳神経系にかかわる遺伝子
6−7動物のエピジェネティクス
6−8植物のエピジェネティクス
【第7章】
遺伝子の進化
7−1進化とは(1)—目に見える形質の場合
7−2進化とは(2)—分子レベルの場合
7−3突然変異(1)—可視形質
7−4突然変異(2)—タンパク質
7−5突然変異(3)—遺伝的多型
7−6突然変異率
7−7遺伝子の系図
7−8遺伝的浮動
7−9遺伝子頻度の変化
7−10中立進化
7−11自然淘汰
7−12遺伝子重複
7−13タンパク質の進化
7−14分子系統学
7−15ゲノムレベルでの進化
【第8章】
ヒトゲノム
8−1ヒトゲノムの全体像
8−2ヒトゲノムの個体差
8−3ヒトゲノム計画
8−4常染色体の遺伝子
8−5性染色体の遺伝子
8−6遺伝病の遺伝子
8−7血液型の遺伝子
8−8免疫にかかわる遺伝子
8−9体質にかかわる遺伝子
8−10病気に関連する遺伝子
8−11発がん関連遺伝子
8−12ゲノムからみたヒトの進化
【第9章】
モデル生物研究の貢献
9−1マウス遺伝学の貢献
9−2魚類遺伝学の貢献
9−3ショウジョウバエ遺伝学の貢献
9−4線虫遺伝学の貢献
9−5シロイヌナズナ遺伝学の貢献
9−6酵母遺伝学の貢献
9−7大腸菌遺伝学の貢献
【第10章】
生活と遺伝子
10−1植物の品種改良—イネを中心に
10−2動物の品種改良
10−3有用物質の生産
10−4遺伝子治療
10−5遺伝子組換え作物
10−6DNAによる識別
【第11章】
遺伝子の研究方法
11−1遺伝子を顕微鏡で見る
11−2DNAを扱う
11−3DNAの配列を決定する
11−4遺伝子のデータベース
11−5遺伝子と表現型をつなぐには(1)—順遺伝学
11−6遺伝子と表現型をつなぐには(2)—逆遺伝学
【付録】
本書で取り上げた分子化合物・器官・生物の大きさの比較
ゲノムサイズの比較
日本人が生みだした遺伝子の名前
遺伝子データベースおよび遺伝子に関連するデータベース
遺伝学年表
参考文献
用語解説
索引