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バロックの王 織田信長
安土城に隠された十字架とは?
世界に先がけて絶対王政を志向し、築城においてバロック表現を実現していた信長。独自の視点から歴史関連の著作も多い異能の建築家が、安土城の構造を読み解き、信長の背負った闇と十字架に迫る異色の信長論。
▶▶▶毎日新聞(2009.8.19)に書評が掲載されました。
序章 信長に纏いつくデーモン
第1章 天才模様
第2章 日本のキリスト
第3章 ネストリウス教事情
第4章 秦氏の軌跡1(興亡雑記)
第5章 秦氏の軌跡2(景教の影)
第6章 織田家と越前(信長の怪異)
第7章 熱田神宮
第8章 何故キリスト教を受容したか
第9章 バロックとしての天主閣
第10章 安土城の真実
ヨーロッパに先んずること数十年、
信長は安土城築城においてバロック表現を実現していた。
政治的にも、自らの王権の絶対化への志向は、
ヨーロッパの絶対王政成立に80年も先んじていた。
信長のこの先見性・先駆性はどこに由来するのか?
遠いむかし、はるかペルシャの地からユーラシア大陸を渡って、
キリスト教(ネストリウス教=景教)が伝えられた…
渡辺豊和(わたなべ とよかず)
建築家、京都造形芸術大学名誉教授。1987年日本建築学会賞受賞。イワクラ(磐座)学会会長。『芸能としての建築』晶文社、『建築のマギ(魔術)』角川書店、『異人・秀吉』新泉社など建築・歴史関連の著書多数。
(*刊行時のものです)
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