刊行案内人文(歴史・民俗・宗教・思想)>『ベースボールのアルケオロジー』

ベースボールのアルケオロジー〜ボール遊びから大リーグへ

[著]佐伯泰樹

[定価]本体2,500円+税

[体裁]四六判・284ページ

[ISBN]978-4-903487-95-3

 2014年9月発売 

✣日本図書館協会選定図書 

  

すべては一本の棒きれと、

一個の石ころから始まった!

 

はるか昔、旧石器時代の原野にボール遊びの原型の痕跡を捜し、千数百年の歳月を経て、<モダン・ベースボール>として存在を確立するまでの長い長い道のりを、多くの興味深いエピソードをちりばめつつ語る、壮大な遊びの文化史!

 

▶2015年1月11日付『読売新聞』読書面に書評が掲載されました。(評者:松木武彦氏)

第Ⅰ章 打撃ゲームの起源を求めて 

第Ⅱ章 ベースボールの母胎 

第Ⅲ章 大英帝国の打撃ゲーム―殿下と淑女と子どもたち

第Ⅳ章 新大陸へ―ベースボール大西洋を渡る

第Ⅴ章 On Native Grounds―ニューヨーク・ベースボール革命

第Ⅵ章 進撃のアメリカン・ベースボール

第Ⅶ章 All Roads Lead to Professionalism―プロへの道

第Ⅷ章 大リーグ誕生―ナショナル・アソシエーションのペナントレース

詳細…

【著者】

佐伯泰樹(さえき・やすき) 1952年生。東京工業大学外国語研究教育センター教授。アメリカ文学専攻。近年はベースボール史を中心とするアメリカ文化史、社会史を探求している。祖父は戦時中の一時期プロ球団のオーナーを務めていた。著書に『ベースボール創世記』(新潮社)、『アメリカ太平記―歴史の転回点への旅1845』(中央公論新社)。訳書に『笑いの新大陸―アメリカ・ユーモア文学傑作選』(共編訳、白水社)、『フィッツジェラルド短編集』(岩波書店)、ロス『解き放たれたザッカーマン』(集英社)、バリ『ピ-ター・パン』(中央公論社)など。