刊行書一覧>自然科学>『やぶにらみ 鳥たちの博物誌』>目次
はじめに
1.飛べない鳥
ベッカムはだしの子煩悩*エミュー
艱難辛苦を踏み越えて*キーウィ
絶海の孤島に住むありがたさ*マメクロクイナ
絶滅してなお生き続けるスーパースター*ドードー
2.海鳥
事実は学説より奇なり*キョクアジサシ
糞も積もれば黄金となる*グアナイムナジロヒメウ
環を以て貴しと為す*シロアホウドリ
命がけのバードウォッチング*フルマカモメ
空飛ぶ海賊*オオトウゾクカモメ
煮え湯を飲まされた氷上の皇帝*コウテイペンギン
鳥を見て己を知れ*セグロカモメ
絶滅から復活へ*バミューダミズナギドリ
種の細分は頭痛の種 *ノドジロムナオビウ
3.猛禽
最速の生物にも農薬の害が*ハヤブサ
有る物を活かすことこそ生きる道*アカトビ
地に落ちた王者*イヌワシ
鳥を味方に*チョウゲンボウ
夫婦相和しネコと張り合い*ハイタカ
女神のお供*コキンメフクロウ
画にかいた鳥*シロフクロウ
うそかまことか猛禽詣で *オオワシ
4.水鳥
ボンドゆかりの鳥*ホオジロガモ
殺すべきか殺さざるべきか、それが問題だ*アカオタテガモ
わが道を行く*シギ
軍配はどちらに—日本か、中国か*トキ
実在不明の謎 *ミヤコショウビン
ツルはサギだといっても詐偽ではない*アオサギ
バードウォッチングからマンウォッチングへ*カンムリカイツブリ
死に絶えかけた長寿のシンボル *タンチョウ
5.猟鳥
鳥のすみかも景気次第*ノガン
ライチョウノミクス*アカライチョウ
ワールドリスティング、この不思議な情熱*アカアシイワシャコ
6.歌う鳥
地味なラップにすてきなスイーツ*ナイチンゲール
ワーズワースより上か*ムネアカヒワ
鳥と原発、そして温暖化*クロジョウビタキ
なぜ二度鳴くの?*ウタツグミ
熱愛されるガキ大将*(ヨーロッパ)コマドリ
十字架を負うキリストを慰めた鳥*ゴシキヒワ
世界一の幸せ鳥*ヒバリ
ベートーヴェンってバードウォッチャー?*ヨーロッパウグイス
敏速反応、急速進化*ズグロムシクイ
鳥をトリちがえた?*モリヒバリ
文字通りのライヴミュージック*クロウタドリ(ブラックバード)
めったに見られないありふれた鳥*ミソサザイ
7.木に止まるその他の鳥
新種発見大作戦*ハゲガオヒヨドリ
テレサってだれ?*テレサユキスズメ
名は大金をあらわす*チョコモズモドキ
ペテン師世にはばかる*ノドグロムシクイ
「やかましいや、椋鳥め!」*ムクドリ
数も防除も桁外れ *コウヨウチョウ
鳥脳力 *ハシボソガラス
鳥の声を言葉にすれば*キアオジ
なんでこんなところに?*オナガ
オペラ、戦争、そして鳥*カラフトムシクイ
温暖化の恩恵? *オナガムシクイ
そっくりさん判別の快挙*チフチャフ
崖っぷちからの生還*チャタムヒタキ
古顔だった新種の鳥*ヌマセンニュウ
群衆の狂気*シベリアヨシキリ
ウリふたつのトリ二つ*コガラ
パッとしないが愛される*イエスズメ
UFOとまちがえられる*トラツグミ
小鳥が教えてくれたこと*ガラパゴスフィンチ
8.無所属の鳥
鳥のマフィア*カッコウ
親不知、子不知*ツカツクリ
歩みは鳥の如く、臭いは牛の如し???*ツメバケイ(爪羽鶏)
声はすれども姿は見えず*ウズラクイナ
悪名高い謎の鳥*ヨタカ
トウィッチング—それって趣味? それとも中毒?*ハチクイ
鳥は増えている*アカゲラ
奇人の大作*セジロアカゲラ
ほんとにいたんだ!*ホオアカトキ
死ぬほど愛して*マメハチドリ
空飛ぶ三日月刀*アマツバメ
一人前百ドルの珍味*ジャワアナツバメ
赤ん坊を運ぶ鳥 *シュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)
おわりに
監訳者あとがき