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「若草物語」の ルイザのヨーロッパ旅物語
L・M・オルコットの「忘れえぬ旅」がいきいきとよみがえる!
時は19世紀、アメリカから蒸気船に乗って、あこがれのヨーロッパへ――
「若草物語」で一躍人気作家となったルイザ・メイ・オルコットが、妹と友人の3人で出かけた女性だけの大周遊旅行。
旅の体験をもとにした旅行記(小説)『ショール・ストラップス』を初邦訳。
「若草物語」のローリーのモデルとなった青年との出会いの物語(『わが少年たち』より)と、妹メイの旅先のスケッチも収録。
*斎藤美奈子氏(文芸評論家)から、帯のコメントを頂きました!
(本書より)
「――ある晴れた六月の日、旅の女三人組は、片手に大事な荷物を持ち、肩に小さなポーチをかけ、シンプルな服に目立たない感じの帽子を身につけ、決意を胸に、しかし顔はやさしく、出発したのだった。好きなところを好きなように見る、そういうつもりでフランス漫遊の旅に出たのである。恐れなどまったくなかった。」
【メディア掲載】
▶『信濃毎日新聞』2024年10月26日付1面「斜面」でご紹介いただきました。
▶『こどもとしょかん』2024年秋号「資料室の本」に掲載いただきました。
▶『図書新聞』2024年9月14日号に書評を掲載いただきました(評者・中井陽子氏)。
▶『世界日報』2024年9月7日号に書評を掲載いただきました(評者・川成洋氏)。
▶『週刊読書人』2024年8月30日号に書評を掲載いただきました(評者・大串尚代氏)。詳細...
▶『英語教育』2024年9月号に「自著紹介」をご掲載いただきました。
▶月刊『MOE』2024年8月号「新刊読みもの」でご紹介いただきました。
**フェア&パネル展&講演会開催のお知らせ**
教文館(銀座)、エホンゴホン堂(軽井沢)で開いていただいた、出版記念ブックフェア&パネル展&講演会が、冬の北陸、福井市で開催です!
「若草物語」ファンのみなさま、また、ドラマや映画をきっかけにこれから読んでみたいと思われた方、ぜひオルコットの世界をお楽しみください!
谷口由美子氏講演会
「若草物語のルイザのヨーロッパ旅物語」
2025年2月13日(木)14時~15時半
福井県立図書館(福井市)
『若草物語』の作者ルイザ・メイ・オルコット。
そのルイザの生涯で2度のヨーロッパ旅行を描いた『「若草物語」のルイザのヨーロッパ旅物語』。ルイザ独特のユーモアと皮肉のまじった旅物語をひもときます。
(本会場)福井県立図書館 多目的ホール
(サテライト会場)若狭図書学習センター 研修室
定員 本会場:60 名 / サテライト会場:30 名
申し込み要(図書館サイトのフォームより)
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/category/kodomo_events2024/32739.html
**会期中のイベント**
◆パネル展◆
「若草物語」の作者 ルイザ・メイ・オルコットの世界
2025年1月初旬~2月16日(日)
福井県立図書館(福井市)
本に掲載したヨーロッパ大周遊旅行のルートや、日本ではあまり紹介されていない妹メイの旅先のスケッチ、ルイザとメイら3人娘の肖像写真や肖像画、谷口先生翻訳のオルコット関連書を紹介したパネル展も、2月16日(日)まで開催中!
◆書店ミニフェア◆
「若草物語」の作者
ルイザ・メイ・オルコットの世界
2025年1月初旬~2月16日(日)
わおん書房、AKUSHU BOOK&BASE(福井市)
福井市内の二つの書店で、谷口由美子訳オルコット関連書をご紹介!
『「若草物語」のルイザのヨーロッパ旅物語』や、『若草物語1&2』(講談社)&『ロッタの夢~オルコット一家に出会った少女』(岩波書店)が並びます。『「若草物語」のルイザのヨーロッパ旅物語』特製ポストカード(一部サイン入り)、『ロッタの夢』の平澤朋子さんイラスト入りダブルサイン本も限定でご用意!
わおん書房 https://waon-books.com/
(福井市中央1丁目14-9 堀江ビル1F)
営業時間:12:00〜18:00 Tel&FAX:0776-43-6117
定休日火曜・水曜
AKUSHU BOOK&BASE https://akushu-fukui.com/
(福井市大和田2-1212 ラブリーパートナーエルパ2階)
営業時間:10:00~20:00 Tel:0776-57-2600
※以上のイベントは、後援・特別協力:ルイザ・メイ・オルコットのオーチャードハウスミュージアム&若草物語クラブ、協力:講談社、岩波書店、悠書館で開催
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(*エホンゴホン堂でのフェアは終了いたしました)
エホンゴホン堂(長野県軽井沢町)でのミニフェア&パネル展「若草物語の作者ルイザ・メイ・オルコットの世界」が2024年10月5日(土)〜12月2日(月)に開かれ、10月27日(日)には谷口由美子氏 講演会&サイン会”ルイザ・メイ・オルコットの忘れえぬヨーロッパの旅”も無事終了しました。
秋の紅葉が始まった時期で、講演終了後はboccoちゃんの美味しいナチュラルクッキーと珈琲でお茶会も! 前日に掲載いただいた信濃毎日新聞の1面コラム欄を見て駆け付けた方もおられました。ご参加のみなさま、エホンゴホン堂さま、ご協力いただいた若草物語クラブや関係各社の方々、ありがとうございました。
フェアでは、『若草物語1&2』(講談社)のカバーを飾った北澤平祐さんの原画展示と、オーチャードハウス&若草物語クラブからのメッセージも。『ロッタの夢』(岩波書店)の平澤朋子さんイラスト入りダブルサイン本も好評でした。
当日の様子やフェアの概要などは、下記に掲載してくださっていますので、ご興味があればぜひご覧ください!
エホンゴホン堂 https://www.ehongohondou.com/news/
(Xやインスタグラム、Facebookでもご紹介あり)
若草物語クラブ https://wmcjp.org/?p=576
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(※教文館でのフェアは終了いたしました)
教文館ナルニア国(銀座)で、新刊発売記念ミニフェア&パネル展「若草物語の作者ルイザ・メイ・オルコットの世界」が2024年6月24日(月)~7月7日(日)に開かれ、書籍や一部展示は7月末まで継続いただきました。
訳者・谷口由美子氏の講演会&サイン会(7月3日(水)18時~19時半)も盛況でした。お越しくださったみなさま、ナルニア国スタッフのみなさま、ありがとうございました!
講演の様子は、後日、お店発行のかわらばん『ナルニア国だより』に1ページにわたってご紹介くださいました。過去の情報ではありますが、フェア詳細などご興味のある方は教文館ホームページをご覧ください!
ミニフェア https://x.gd/tfmaw 講演会 https://x.gd/GWdsw

Ⅰ.最初の旅 ―『わが少年たち』より
*ルイザの第一回ヨーロッパの旅(1865年〜66年)について
§ ジョーおばさんのお話かご 第一巻『わが少年たち』より
まえがき
「ローリー」
Ⅱ.二度目の旅 ―『ショール・ストラップス』
*ルイザの第二回ヨーロッパの旅(1870年〜71年)について
§ ジョーおばさんのお話かご 第二巻『ショール・ストラップス』
まえがき
1 出発
2 ブルターニュ
3 フランス
4 スイス
5 イタリア
6 ロンドン
訳者あとがき
訳注/参考文献/図版出典

【著】
ルイザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott, 1832~1888)
アメリカの作家。1868年、少女向けに執筆した『若草物語(Little
Women)』(第1巻)で一躍人気作家となる。ルイザと3姉妹など家族をモデルにした青春物語で、主人公ジョーを当時女性に求められたステレオタイプではなく、自由な思考を持つ行動的な人物として描いた。一家の生活を支えるため働き続け、小説や童話、詩など300以上の作品を残した。オルコット一家が長年暮らしたオーチャード・ハウスは記念館として公開されている。主な作品に『若草物語』(第1~第4)、『8人のいとこ』、『昔気質の一少女』、『ライラックの花の下』、『仮面の陰に』など。
【構成・訳】
谷口由美子(たにぐち・ゆみこ)
翻訳家。上智大学外国語学部英語学科卒業。アメリカに留学後、主に児童文学の翻訳を手掛ける。著書に『大草原のローラに会いに―小さな家をめぐる旅』(求龍堂)、訳書に『若草物語 1&2』、『8人のいとこ』(以上、講談社)、『ロッタの夢 オルコット一家に出会った少女』、『長い冬』など「ローラ物語」5冊(以上、岩波書店)、『ルイザ― 若草物語を生きたひと』(東洋書林)、『大草原のローラ物語
―パイオニア・ガール』(大修館書店、2018年日本翻訳家協会翻訳賞佳作)、『わかれ道』、『アリスの奇跡
―ホロコーストを生きたピアニスト』(以上、悠書館)など多数。
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